2010年9月 8日 (水)

最近の観察情報のまとめ(8/5)

すでに9月になってしまいましたが、前回のまとめ以降に届いた観察情報をまとめて報告します(一部編集しています)。

◎石垣島・大崎~屋良部崎間での観察
・8月5日 米田さんからの情報より
8月1日の夜、海の匂いがしきりにしていました。サンゴが産卵したのでは?と言っていたら、(8月2日の保全協MLでの)スリック情報で、やっぱりと思いました。
この前日までは、ずっと天気が悪く、この日は久しぶりの晴れで、満月の夜のような明るさを感じた日でした。

なお、8月1日にシュノーケリングした友人の情報では、7月17日より白化は進んでいたそうです。

*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータ(http://www.e-monitoring.jp/)より計算した日平均水温のグラフ(6/27-9/7)
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2010年8月 5日 (木)

最近の観察情報まとめ(7/30-8/4)-スリック情報

8月に入りましたが、八重山でサンゴのスリックが観察されたようですので、まとめて報告いたします(一部編集しています)。

◎小浜島でスリックを確認
・8月2日のML 野口さんより
昨夜、小浜島周辺でサンゴの放卵があったようです。本日、小浜島北側の海域に大量のスリックを確認しました。例年より3ヶ月遅いようです。

◎石垣島・米原でスリック?を確認
・8月2日のML 大堀さんより
本日、米原でシュノーケリングをしたら、白っぽい浮遊物が大量に漂っており、非常になまぐさかったです。サンゴの産卵のときみたいだなと思っていましたが、どうやらスリックだったみたいですね。

*8月1日の晩に産卵があった可能性があるようです。満月(7/26)から6日後、下弦の月の2日前というタイミングにどんなサンゴが産卵したのか、興味深いですね。

8月1日から、石西礁湖内の水温がまた高くなりだしました。1週間強の「中休み」がどう影響するか、今後もサンゴの状態から目が離せません。昨年の今頃は台風8号が接近したため水温が大幅に低下しましたが、今年の台風は接近しないどころかまだ3号とは!心配です。
*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータ(http://www.e-monitoring.jp/)より計算した日平均水温のグラフ(6/27-8/4)
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7月5日~23日までの19日間、日平均水温が30.0℃を超えていましたが、23日から水温が低下し、24~31日までの8日間、日平均水温が29.5℃を下回っています。8月1日から再び水温が上昇し、8月3日以降、日平均水温が30.0℃を超えています(2日目)。

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2010年7月30日 (金)

最近の観察情報まとめ(7/22-29)

7月24日以降、石西礁湖内の水温は低く保たれているようです。
*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータ(http://www.e-monitoring.jp/)より計算した日平均水温のグラフ(6/27-7/29)
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7月5日~23日までの19日間、日平均水温が30.0℃を超えていましたが、23日以降、水温が低下し、24日以降は、日平均水温が29.5℃を下回っています(6日目)。

保全協メンバーの皆さんからお寄せいただいた海の観察情報をまとめて報告いたします(編集しています)。

◎石垣島・川平湾内での観察
・7月26日のML 辻さんより
ここ数日で川平湾内の水温も急激に低下し、グラスボート発着場前で27.5℃、高いところでも28℃に落ち付いています。ただし、ここ数日豪雨が続いているために湾内の塩分が低下しており、21日は31‰であったのが、26日には25‰となっています。小島の裏の水路が赤土で塞がれているために潮抜けが悪く、このまま悪天候が続くと生物に悪影響がでるものと考えられます。またCODも悪いままです(8ppm)。

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2010年7月25日 (日)

最近の水温

ここ数日で、石西礁湖内の水温が2℃近く低下しました!
*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータ(http://www.e-monitoring.jp/)より計算した日平均水温のグラフ(6/27-7/25)
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7月5日~23日までの19日間、日平均水温が30.0℃を超えていましたが、23日以降、水温が低下し、24日以降は、日平均水温が30℃を下回っています。

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2010年7月23日 (金)

最近の観察情報まとめ(7/18-21)

石西礁湖内の水温は、まだ高い状態が続いているようです。
*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータ(http://www.e-monitoring.jp/)より計算した日平均水温のグラフ(6/27-7/22)
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7月5日から日平均水温が30.0℃以上の日が続いています(18日目)。19日以降は毎時水温が常に30.0℃を上回り、日平均水温も30.5℃を超えています(4日目)。

 

保全協メンバーの皆さんからお寄せいただいた海の観察情報をまとめて報告いたします。

◎石垣島・米原での観察
・7月18日 勝見さんからの情報(写真も)より
7月16日9:30-10:30 米原西側の状況(水温:イノー内 約30℃、リーフ外 約29℃)
ビーチ近くでは特に変化は見られない(水深と地下水の影響か?)
礁原中央部に向かって、小さいミドリイシ類の白化が目立つようになる。
リーフエッジ部分ではハナヤサイサンゴ類やキクメイシ類が帯状に白化している。

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礁原落ち込みの直前、帯状に白くなっている(右手が外洋)

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エッジの外側は今のところ全く影響はないようだ。
単に海水温の影響だけではなく、太陽光による紫外線等の影響もあるのかもしれないと感じた。

◎石垣島・川平湾内での観察
・7月21日のML 辻さんより
川平湾内の水温が異常に上昇しており、上げ潮時に高いところでは34℃、グラスボート発着場付近では31-32℃を記録しています。

◎石垣島・大崎~屋良部崎間での観察
・7月22日 米田さんからの情報より
昨夜は雨、くもりがちにもかかわらずは水温31℃。ごく浅いところのサンゴは白化が進み、ほとんどが白化、パステルカラーの水色の状態のものもいくつか残っています。
少し沖では、先週より白化が進んでいる様子はなかったです。

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2010年7月21日 (水)

最近の観察情報まとめ(7/6-20)

八重山では高水温が続いており、環境省の石西礁湖常時モニタリングブイ(http://www.e-monitoring.jp/)のデータによれば、7月18日から、お昼過ぎには31℃を超える時間もあるようです。リーフ内は、もっとすごいことになっているのでしょうか…

*石西礁湖常時モニタリングブイのデータより計算した日平均水温のグラフ(6/27-7/20)
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7月5日から日平均水温がほぼ30℃の日が続いています(16日目)。19日以降は30.5℃を超えています。

皆さんからお寄せいただいた海の観察情報をまとめて報告いたします。

◎石垣島・大崎~屋良部崎間での観察
・7月6日 米田さんからの情報(写真も)より
今日のところ、サンゴの多いエリアは、体感では30℃まではいっていないかと思います。
ビーチ沿いのごく浅いところは、30度を超えていると思いますが…
サンゴの状態は、ごく浅いところにも小さなエダサンゴが定着。少し沖でも、ここ数年、年々定着し成長してきており、サンゴが密集した状態の根が増えてきています。根付いている魚も増えてきているようです。
今日のところ、ごく浅いところの小さなサンゴがいくつか白化していましたが、浅いところでも、元気なものが多かったです。少し沖では、白化は、全く見られませんでした。
オニヒトデもいないようでした。
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・7月16日 米田さんからの情報(写真も)より
先週は元気だったサンゴに白化が始まりました。水温は31℃でした。
先週は白化のなかった少し沖のサンゴ礁で、ぽつぽつ白化が目立っていました。
干潮が昼にあたり、水温が上がる時間に、最干潮時で水深50cm以下となっているせいもあるでしょうか?
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◎小浜島周辺での観察
・7月17日のML 野口さんより
小浜島の北側とヨナラ水道近辺・西表島北側は今のところは白化は心配なさそうです。
6月は水温がいつもより低く26℃台でした。7月に入り29℃台と急に水温が上がったのですが、北側からの流れが入ると27℃くらいの潮が流れ込んでくるので適度に冷やされているようです。

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2010年7月17日 (土)

最近の観察情報まとめ(7/5-16)

6月後半より、水温の上昇・サンゴの白化 が心配されていましたが、7月に入ってサンゴの白化情報が届いておりますので、まとめて報告いたします。

◎石垣島・米原でサンゴ白化を観察
・7月14日のML 勝見さんより
昨日、米原東域のリーフエッジを歩きましたが、サンゴ白化進行中です。
礁原の干出する小さなミドリイシ類は8割かた白化しています。
タイドプールでも5割位のサンゴが白化していました。
リーフエッジ手前の浅場にも白いサンゴが目立っています。

・7月14日のML 大堀さんより
私も昨日米原ヤシ林下の浜から満潮時にアウトリーフまで泳ぎました。
礁原とタイドプールは勝見さんの言うとおりの状態です。
礁斜面付近には白化は認められませんでした。今のところサンゴたちは元気そうです。
九州あたりは大雨で大変みたいですが、梅雨前線に吹き込むカーチバイが長引いているので、ある程度の波がある状態が続いているせいだと思います。
ただし、今週末くらいから梅雨前線が北上すると、この南風も止まっちゃって、そうなるといよいよ水の循環も悪くなりそうで心配です。

◎石垣島・冨野小中学校のコーラルウォッチでもサンゴ白化を確認
・7月16日のML 大堀さんより
14日の富野小中のコーラルウォッチ、私も参加しましたがかなりのサンゴが白化しておりました。
11日あたりの大潮でやられたようです。

*冨野小中学校のコーラルウォッチは、夏休み中の7/28にも行われるとのことです。子ども達の観察成果にも要注目です!

 

 

○そのほかにも、石西礁湖のサンゴ白化状況が、新聞各紙に掲載されています。
・7月15日 沖縄タイムス「サンゴ白化確認 石西礁湖の小浜島北海域」http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-15_8087/

・7月16日 八重山毎日新聞「高水温続き、サンゴ白化 小浜、米原~川平石崎で確認」http://www.y-mainichi.co.jp/news/16388/

・7月17日 琉球新報「石垣、小浜島周辺でサンゴ白化拡大の恐れ」http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165066-storytopic-98.html

*環境省の石西礁湖常時モニタリングブイ(http://www.e-monitoring.jp/)のデータより計算した日平均水温のグラフ(6/22-7/16)

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7月5日~10日までの6日間、日平均水温が30℃を超え、それ以降もほぼ30℃の日が続いています(12日目)

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2010年7月 5日 (月)

最近の観察情報まとめ(6/24-7/5)

最近、メーリングリストに寄せられた海の情報をまとめてご紹介します。

◎石垣島・山原でサンゴ白化?
・6月24日に佐川さんより
「きのう山原でスノーケリングをしたところ、エントリーしてすぐの一番浅いところ(小さな湾状になっているところより手前で、淡水が流入しているあたり)にたくさんあるミドリイシがかなり白化していました。すでに死んで藻が生えているものも見られました。
原因は分かりませんが、水深が非常に浅く、水温がかなり高くなっていたので、そのためでしょうか。淡水流入も影響?
もともとミドリイシが生息するには酷な環境に見えますが、15cm程度の群体が多くあり、少なくとも数年間は生きのびているはずです。
今年が特別なのか、それとも加入しては数年ごとに死ぬ、という繰り返しなのでしょうか。
長く見ている方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいです。」

これに対して、コメントが寄せられました:
「昨年のちょうど同じ時期にシュノーケリングした際には、特段変わったところはなかったと思います。添付いただいた写真のサンゴと同様に、小さめのミドリイシが多く見られたので今後が楽しみだなと思っていました。」(6/24 佐藤)

「7月はいって山原にいってきました。
白化が激しいのは、川の水が流れる口の浅い部分(干潮で数センチになるところ・・)で、そのつづきの水深3mくらい?からは今のところ大丈夫のようです。
クチの両側はもっと浅いにもかかわらず、白化が見られないので、もしかして、真水が影響してる??のではないかと思いましたが、どうでしょうか?」(7/4 笠原さん)

   

◎その他、サンゴ白化、水温・水質などに関する情報
・タイでは大規模な白化がみられ、多くのサンゴが死滅しそう(6/24 岩瀬さん)

・白保では白化未確認(6/24 佐川さん)

・米原では大潮干潮時に干出する部分以外は、特に変化なし(6/24 大堀さん)

・海水温は、梅雨明けするまでは日照不足だったようで、外洋ではあまり上がっていなかった。梅雨明けで日差しが照り付けているが、南西風が続いているので、海面が波立っている。南風が吹き寄せる、海岸はこれから要注意。
地域により、大雨(で流れ込んだ赤土?)の影響がみられる。名蔵湾などでは水中にコロイド状の白い物がたくさん流れている(7/4 藤井さん)

・6月より川平湾琉球真珠前の海水データを計測開始。グラスボート乗り場と比較すると水温とCODとは高めに出ている(7/5 辻さん)

・米原プカピー(Wリーフ)では、今のところ白化の兆候はないが、稚オニヒトデとレイシガイダマシ類が異常発生している(7/5 園田さん)

*水温が上昇傾向にありまたが、環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータより計算した日平均水温が、ついに30℃を超えました。

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今後どのようになっていくか、状況を監視していけたらと思いますので、情報提供よろしくお願いいたします。

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サンゴの産卵情報2010 その2

2010年のサンゴ産卵情報 その2 をお送りします。

・2010年6月29日にいただいた情報
5/26の夜に、玉取崎近辺でスギノキミドリイシ、ウスエダミドリイシなどの産卵(小規模)があったようです。その前の大潮では産卵はみられなかったようです。いずれも地元の方からの情報です。
(山木さん)

・2010年7月4日のMLより
7月1日 チジミウスコモンサンゴ産卵
7月2日 アナサンゴ、アザミサンゴ(放卵、放精)、アナサンゴ、コカメノコキクメイシの産卵
7月3日 アナサンゴ、アザミサンゴ(放精)、ノリコモンサンゴの産卵
(岩本さん)

皆さん、ありがとうございました!
八重山での産卵はそろそろ終盤と思いますので、近々いただいた情報を基に図面に落としたいと思います。情報提供をして下さった皆様、ありがとうございました!

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2010年7月 4日 (日)

最近の水温

保全協MLに、サンゴの白化がみられたという情報や、タイで大規模が白化が見られているという情報が寄せられました(改めて、まとめて報告いたします)。

そこで、環境省が公開している「石西礁湖常時モニタリングシステム」のウェブサイト(http://www.e-monitoring.jp/)から、八重山周辺海域の現在の水温をみてみました。

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赤線が今年の日平均水温です。昨年(青線)と比べて特に高いということもないようですが、6月後半からずんずん水温が上がっていますね… 今年はまだ台風が1つしか発生していないのも気がかりです。

今後の動向を把握するためにも、サンゴの白化などを確認されましたら、是非情報をお寄せください!

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