米原の土砂堆積について
6月9日の朝、大堀さんからメーリングリストに、「6日夜の集中的な大雨の後、米原に大量の土砂が流出している との連絡がありました」という情報提供があり、現地で確認された勝見さん、大見謝さん、吉田さん・佐藤から以下のようなコメントを頂きましたので、ご報告致します。
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米原の勝見です。
昨日午前中、私も確認しました。
太田川河口あたりの砂地が大きくイノーに張り出し、その西側に大きな木の枝が流れ出ています。どうやら強い西向きの流れが大量の泥を売店前ビーチに押し流し堆積したようです。記録的な雨量が原因なのかたまたま海流によるものかはわかりませんが、どちらにせよこんな海中景観は初めてです。 黒いヘドロに中にテッポウエビの巣が白くくっきり見えます。
巣穴のハゼたちはといえば、何も無かったように元気ではありましたが…。遊泳者がかき混ぜるとまるで蛸墨の煙幕状態ではありますが…。
赤土の泥とちがって、太田川のよどみに溜まった泥が一気に流れ出たのでしょう。赤土同様の影響は無いのではと感じ、しばらく様子を見てみようと思っていますがいかがでしょうか。(たまたまの観光客には決していい印象は与えないでしょうが)
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大見謝@保健所です。
米原のイノーを観察してきました。
駐車場正面(河口あたり)からエントリーし、左手のハマサンゴ、シコロサンゴ、コモンサンゴなどの群落の撮影をしました。
堆積物は、黒っぽくて団粒化しているようで、いわゆる赤土ではありません。枯れかかった木の葉なども多数見られました。
推定ですが、7日(土)夜中の集中的な降雨で、小河川(太田川というのでしょうか?)後背地の森に鉄砲水が集中する場所があり、表層の腐葉土などが流され、海域に達したというストーリーはいかがでしょうか。
生きたサンゴは泥をかぶっておらず、マイクロアトールのてっぺんや海底にうっすらと堆積していました。
今のところサンゴへの影響は確認できませんが、流出した泥が森の有機物を多量に含んでいる場合、栄養塩の影響を警戒する必要があります。
米原の勝見さんのご意見のように、しばらくようすを見る程度でいいのかなと感じました。
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環境省 国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターの佐藤です。
米原の件につきまして、海游の吉田さんと私も現場を確認して参りました。
勝美さん、大見謝さんがすでにご報告されている通り、河口から100m程の範囲で、黒い堆積物(赤土ではない)がみられました。河口に近いところでは、数センチ程の厚さで堆積しているところもありましたが、さらさらした感じで、粘性は低いようでした。
河口に近い塊状のハマサンゴ上には凹部に若干堆積しておりましたが、今のところサンゴへの明らかな影響はみられませんでした。
潮の干満や波の影響によって、数日のうちに洗い流されてくれるのではと期待しますが、しばらくは注意を払っておく必要があるかと思います。

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