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2010年7月 5日 (月)

最近の観察情報まとめ(6/24-7/5)

最近、メーリングリストに寄せられた海の情報をまとめてご紹介します。

◎石垣島・山原でサンゴ白化?
・6月24日に佐川さんより
「きのう山原でスノーケリングをしたところ、エントリーしてすぐの一番浅いところ(小さな湾状になっているところより手前で、淡水が流入しているあたり)にたくさんあるミドリイシがかなり白化していました。すでに死んで藻が生えているものも見られました。
原因は分かりませんが、水深が非常に浅く、水温がかなり高くなっていたので、そのためでしょうか。淡水流入も影響?
もともとミドリイシが生息するには酷な環境に見えますが、15cm程度の群体が多くあり、少なくとも数年間は生きのびているはずです。
今年が特別なのか、それとも加入しては数年ごとに死ぬ、という繰り返しなのでしょうか。
長く見ている方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいです。」

これに対して、コメントが寄せられました:
「昨年のちょうど同じ時期にシュノーケリングした際には、特段変わったところはなかったと思います。添付いただいた写真のサンゴと同様に、小さめのミドリイシが多く見られたので今後が楽しみだなと思っていました。」(6/24 佐藤)

「7月はいって山原にいってきました。
白化が激しいのは、川の水が流れる口の浅い部分(干潮で数センチになるところ・・)で、そのつづきの水深3mくらい?からは今のところ大丈夫のようです。
クチの両側はもっと浅いにもかかわらず、白化が見られないので、もしかして、真水が影響してる??のではないかと思いましたが、どうでしょうか?」(7/4 笠原さん)

   

◎その他、サンゴ白化、水温・水質などに関する情報
・タイでは大規模な白化がみられ、多くのサンゴが死滅しそう(6/24 岩瀬さん)

・白保では白化未確認(6/24 佐川さん)

・米原では大潮干潮時に干出する部分以外は、特に変化なし(6/24 大堀さん)

・海水温は、梅雨明けするまでは日照不足だったようで、外洋ではあまり上がっていなかった。梅雨明けで日差しが照り付けているが、南西風が続いているので、海面が波立っている。南風が吹き寄せる、海岸はこれから要注意。
地域により、大雨(で流れ込んだ赤土?)の影響がみられる。名蔵湾などでは水中にコロイド状の白い物がたくさん流れている(7/4 藤井さん)

・6月より川平湾琉球真珠前の海水データを計測開始。グラスボート乗り場と比較すると水温とCODとは高めに出ている(7/5 辻さん)

・米原プカピー(Wリーフ)では、今のところ白化の兆候はないが、稚オニヒトデとレイシガイダマシ類が異常発生している(7/5 園田さん)

*水温が上昇傾向にありまたが、環境省の石西礁湖常時モニタリングブイのデータより計算した日平均水温が、ついに30℃を超えました。

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今後どのようになっていくか、状況を監視していけたらと思いますので、情報提供よろしくお願いいたします。

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