冬期のサンゴ白化?情報
事務局・佐藤です。
2月1日に明石海岸でアオサンゴを観察して参りました。部分死亡している群体が多かったのですが、それと同時に気になった点として、海面に近い部分が少し前に死亡したと思われる状態であったことです。
野底や川平の情報があったので、1月中旬に白化し、その後死亡したのかな?とも思いましたが、断定はできないでしょう。
また、この後に行った白保のアオサンゴは、群体上部も特に異常は見られませんでした。情報提供まで。
事務局・佐藤です。
2月1日に明石海岸でアオサンゴを観察して参りました。部分死亡している群体が多かったのですが、それと同時に気になった点として、海面に近い部分が少し前に死亡したと思われる状態であったことです。
野底や川平の情報があったので、1月中旬に白化し、その後死亡したのかな?とも思いましたが、断定はできないでしょう。
また、この後に行った白保のアオサンゴは、群体上部も特に異常は見られませんでした。情報提供まで。
1月21日の「冬期のサンゴ白化情報」について、野底の大堀さんより追加情報をいただきましたので、ご報告いたします。
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冬の白化の写真です。撮影日は1月18日。野底崎南西です。水深は1mほど。
2009年1月23日に、川平の三輪さんより「サンゴ情報」の投稿がありましたので、抜粋してご報告します。
・日時:ここ1週間以内
・場所:川平湾内(グラスボートの遊覧範囲内)、白化している場所は水深1~2mほど
・状況:「サンゴの白化」 川平湾内のグラスボートで見せている範囲しかわかりませんが、水深の浅い場所にある、直径1m程のハマサンゴ・ミドリイシエダサンゴ等サンゴの上位の一定部分だけが白くなっています。
ハマサンゴに関してはまだうっすらと色が残っていて完全には白化はしていないようです。
・コメント:大堀さんの報告を読んで、なるほどと思いました。
確かに1月の中旬の大潮の時に寒気が入り込んでいて、かなり寒かったです。この時期に白化が見られていたので、船長の中でも何でだろうか?? 水面に何か悪い液体でも流れていたのではないかと話していたところです。
他も場所でも見られていたならば、温度の低下によってなのでしょうね。
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野底だけでなく、川平でも似たような状況が確認されたようです。どちらも島の北側ですが、水温、水位以外に、風向の影響もあるのかもしれませんね。
昨日からまた寒くなってきました。今週はまた大潮ですので、他の海域でも同じような状況が見られるかもしれません。
皆様の情報提供をよろしくお願いいたします。
2009年1月17日に、野底の大堀さんより「冬のサンゴ白化」情報を頂きましたのでご報告します。
「久しぶりに晴れたので私の所属する石垣島沿岸レジャー協議会で行っているサンゴの定点調査をしてきました。水温は低かったけど透明度はよかったです。
ところが、私の担当の野底ではサンゴが広範囲で白化しておりびっくりしました。12月の調査では元気だったのですが…。しかし、よく観察するとサンゴの群体の上部だけが白くなっています。水深は1~2mほどの場所です。秋に淡水の影響で上部だけ白化した米原のケースに似ていました。白化したところはまだ藻が付いておらず真っ白です。
以下、推定ですが…
一週間前の連休のころ(11日前後)は大潮で、夜間の潮位が-20cmくらいの日が数日続いています。このころはだいぶ寒かったような気がします。
10日の土曜日は私のところの公民館の新年会でしたが、寒くてビールが残って、みんなシマをお湯割りで飲んでいました。きっとこのころに干出してしまったサンゴの上部のみ低気温の影響で白化してしまったのではないかと思っています。
私のポイントは水温計も設置してあるので、データを見たらきっとおもしろいでしょう。」
冬期に大潮と低気温が重なると、干出する部分だけ白化するといった事例は、過去にもいくつかあるようです。一昨年の日本サンゴ礁学会でも報告がありましたし、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターのニュースレター[Lagoon]の6号(2006年4月)p13-14にも掲載されています(pdf版:3.3MB→ http://www.coremoc.go.jp/nenpou/Lagoon6.pdf )。
皆様も同様の現象や、その他の特異な状態を観察されましたらメーリングリストでご紹介下さい。よろしくお願いいたします。
保全協の皆様
事務局・モニタリングセンター佐藤です。
大堀さんからお話があった「石垣島沿岸レジャー安全協議会」が7月から米原のイノー内2ヶ所(図1参照)に設置している水温計のデータを、担当の村山さんよりご提供いただきましたので、ご報告いたします。
図1.水温計設置地点(A:米原中央、B:米原西)水深はどちらも1.5~2.0m
図2.両地点の2008年8月1日から9月24日までの日平均水温
これらのデータをみると、8月以降、サンゴ白化の一応の目安となっている30℃を越えた日は8月後半の数日のみで、比較的水温が高くなりがちな礁池内においては、穏やかな水温であったと思われます。また、石垣島が台風の暴風域に入った9月12~13日頃には大きく水温が低下していることも分かりました。
太田川の西側だけで白化したサンゴが確認されたことや、サンゴ群体の特に浅い部分で白化が顕著だったことなども合わせて考えると、台風時に河川から大量の淡水が礁池内の特に西側に流れ込み、しばらくの間滞留していたことが原因ではないかと考えられますが、いかがでしょうか?
保全協の皆様
事務局・モニタリングセンター佐藤です。前回のご報告からだいぶ時間が空いていしましましたが、その後に、大堀さん、勝見さんからいただいた情報をまとめてご報告いたします。
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2008/09/25 (木) 23:42 大堀様
私も21日に、ほぼ一ヶ月ぶりに米原のイノーを泳いで、サンゴが白化していることに驚きました。野底では白化していませんし、9月19日に富野で富野校の子ども達とサンゴの白化調査をした際には白化はまったく確認できなかったからです。富野では台風13号の波で多少折れているサンゴはあったものの、サンゴの色はむしろ元気なくらいでした。
台風13号のときの大雨の影響が米原の特殊な地形で白化を招いてしまったのでしょうか。
私の所属する沿岸レジャー協議会で7月から米原のイノー内に2ヶ所水温計を設置しています。担当者が本日、新しいものとの交換のため回収したようですから水温の情報がわかりましたら報告いたします。
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2008/10/06 (月) 14:23 勝見様
台風15号の後の状態が気になり、一昨日いつもの観察ポイントを見てきました。
・イノーのコブハマサンゴは色が70%ほど復活していました。
・エダコモンサンゴも真っ白だったものが薄茶色に変化していました。こちらも復活傾向か・・・と思いましたが、よく見てみると藻が生えたための変色が見られどうやら死滅したものと復活したものが混在しているようでした。育つのも早いが、枯れ方もあっけないものですね。
・リーフ外ボトムのトゲサンゴは色がやや持ち直したものの、まだ完全復活していません。
・以前問題提起した-10mの根のアンカーで破壊されたテーブルサンゴですが、海底に落ちた破片を根ノ上に上げておいたのですが、やはり15号の後のうねりで落とされていました。折れた枝々から新しい芽?が成長するのを見て、復元する様子を楽しみにしておりましたが、やはり何らかの方法で固定しなければ、これからの海況を考えると元の場所での復元は難しいですね。
(海水温 イノー渚近くは27℃、リーフ外ボトムは26℃)
イノーの白化の原因を改めて考えてみました。 一昨日も、穏やかな水面でもありケモクラインがはっきりと見て取れました。昨年まではこれほどではなかったように思います。ビーチに上がって渚を眺めてみて以前とは大きく変化したことは、例の太田川の河口の位置が大きく西側に移動したこと、しかも観光ビーチに向かって直線的に流れ込むかたち(通常は河口閉塞していて川の水は砂の下)になり、ビーチ前の海水塩分濃度におおきく影響しているのではないかと想像します。
タンクを担いでイノーを横断する途中での観察なのでごく狭い範囲であり、もっと領域を広げて観察する必要があります。予測では、河口から西側に離れた水域では白化の度合いが少ないのではないか思っていますが、どなたか気づいた方、おられませんでしょうか。
保全協の皆様
事務局・モニタリングセンター佐藤です。
米原の勝見様より、サンゴの白化情報が寄せられましたので、ご報告いたします。水温等の詳しい状況や他の海域の様子などをご存じの方がおりましたら、ご連絡下さい。
私も時間があれば、明日、確認に行こうと思っております。
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米原、観光ビーチ前イノーのコブハマサンゴが白化、同じくエダコモンサンゴも大半が白化。
礁原手前に群生するヒメマツミドリイシは今のところ問題なし。
・今年石垣に接近した台風7号・8号のときも東から南よりの風で米原の海はいたって穏やかだった(うねりが入らなかった)。13号も同じ風。
・台風13号前までの穏やかな晴天続きによる海水温上昇。
などが影響しているのではと思われます。
他に気がかりなことは、リーフ外のボトム(-20m)にあるトゲサンゴが白化しかかっていました。その日は今までになく透明度が悪く、晴天なのに薄暗い海況でした。透明度の悪い海水が動かず、十分な光が届かず光合成が出来ない褐虫藻が抜けて白化に至ったのではないかと想像しますがいかがでしょうか。同じトゲサンゴでも中層のものは問題ありませんでした。
台風13号のあと17日から米原にもうねりが入り始め、そのせいかリーフ外の水温が下がり(26℃)この調子なら今年の白化は限定的なもので済んでくれればよいのですが・・・。
写真1 渚近くのコブハマサンゴ
写真2 同じく エダコモンサンゴ
写真3 リーフ外、-20mのトゲサンゴ
犬の散歩で米原の浜を歩きながら、以前とは違う浜の状態を考えていました。
散歩はいつもキャンプ場の管理棟(公民館から入ったところ)の東側が主です。
細かいサンゴ砂のなだらかな傾斜のきれいな浜だったのですが、今年はサンゴ礫が多く、特に東端近くは砂浜の上部がえぐられたように段差ができています。表面の細かな砂がどこかへ移動したようです。
一方、西側の観光ビーチでは、7月の大雨事件いらい、太田川の河口に大きな砂の浅瀬ができており(観光客の水浴びには格好の場所になっている)、台風13号の後益々成長した様子。
今年接近した台風時、決まって吹いた東よりの風により西側から大量の砂が運ばれてきた・・・ということではないかと考えています。
今回のハマサンゴ等の白化、もしかしたら砂を運んだ東からの流れ、それが太田川の真水を観光ビーチ前に押しやり、その海域の塩分濃度を異常に下げたため、高水温とのダブルパンチで白化を起こした・・という推察ですがはたしてどうなんでしょう。
皆様
事務局・佐藤です。遅くなりましたが、7月前半に頂いたサンゴの白化情報をまとめましたので、ご報告いたします。
今後も、この夏のサンゴの状況報告、どうぞよろしくお願い致します。
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7月7日 場所:久宇良
状態:白化の兆しは見えない。
7月10日 場所:白保海域
状態:ミドリイイシ類が白化し始めている(完全に真っ白というレベルではない)。
7月14日 場所:浦底湾、富野
状態:白化の兆しは表面化していない。
7月14日 場所:野底、米原
状態:まだ目立った白化は起きていない(一部にやや薄くなったかな、というサンゴや浅場に白くなったシャコガイあり)。
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7月17~18日に近づいた台風7号のせいもあってか、上昇していた水温も1℃近く低下し、その後サンゴの白化にもブレーキがかかっているようです。
週末にまた新たな台風が近づいてきそうですので、サンゴにとっては一安心といったところでしょうか。人間側にあまり大きな被害がでなければよいのですが。
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